中臀筋

みなさんはお尻の横が張るときはありませんか?

ランニングをしているとお尻は非常に重要な筋肉になります。お尻の筋肉は足を着いてから蹴り上げる力になります。ということは前に進む推進力になり、走るという動作では大きな役割を担います。

さらに、それだけではなくお尻の筋肉は腰椎(腰の骨)の傾きを安定させて体幹を維持し姿勢をキープします。

ここが重要になります!!

中臀筋(ちゅうでんきん)

人は進化の過程の中で道具を使う為に手を自由に使う必要があり、そこから「立つ」という動作パターンを覚えましたが、その為に身体の発達も変わってきました。
ここで重要になるのが「中臀筋」です。中臀筋は骨盤の上の縁から大腿骨(足の骨)に付着する扇のような形をしている筋肉で、立っている時に常に使うところになります。

中臀筋

中臀筋の作用としては「足を真横に上げる」「足を内に捻る」動きになりますが、それは足が固定されていない時であり、立っている時は足が固定されているのでその時の作用としては骨盤を安定させることに繋がります。走っていて後半疲れてきた時、姿勢をキープしづらかったりはしませんか?

背中が丸まり……顎が上がり……足が前に出ない……

これは骨盤が立たなくなって、全体的に良い姿勢が維持出来なくなっているからです。骨盤の上に背骨があるので、骨盤が後ろに傾く事で背中が丸まり、さらに頸(首)の骨もカーブがきつくなり顎が上がってきます。

そして、足を上げる筋肉がバランスを崩します。大腿(もも)の筋肉やインナーマッスルで有名な腸腰筋が動かしづらい状態になるので足が前に出なくなります。

こうなると、身体はいう事を聞いてくれません。あとは、気持ちで走るしかありません。

ランニング

それだけ骨盤の安定化は大切になり、その安定に大きく作用するのが中臀筋になります。この中臀筋の筋持久力をつけることで少しでも後半の疲れた時に姿勢をキープして踏ん張りの効く走りができます!

また、この中臀筋は足の外側に連動していますので中臀筋の状態は外重心に関わってきます。外重心になると、膝や足首の負担が大きくなり、これはランニング人生にとって大きな悩みの種になります。

中臀筋(ちゅうでんきん)のケア

ストレッチ

この中臀筋はご自身でのセルフケアがしづらい部位になりますが、ランナー仲間に横向きで押してもらったり、またテニスボールなどを使って刺激を与えるのもいいですし、サイドステップの動きをすることでもストレッチになります。ランニングは前後の動きのスポーツですが、姿勢保持は身体のサイド(側面)の筋肉がポイントになりますのでアップやクールダウンなどは横の動きを入れてみるのも良いです!

体を知る事で正しいケアが出来ます。
みなさんの楽しいランニング・スポーツ生活のヒントになれればと思います。

三輪整骨院・鍼灸マッサージ院   鍼、指圧按摩マッサージ師 金田・三浦