横浜で鍼灸整体師をしています、三浦です。

まず、この記事を見ている方に質問です。
ランニングをしている時に自分の足が、どのように地面に着いているかを意識していますか?

意識をしているという方には、さらに質問です。
自分の足のどの部分から地面に着いているかわかっていますか?

そこまで、意識されてランニングされているようであれば、とても素晴らしいですね。

脚への負担が少ない足の着き方

今回は、解剖学に基づいた脚への負担が少ない足の着き方について話をしていきます。

ランニング中で1番脚へ負担がかかるのは、地面に足が着く瞬間ですよね。

では、皆さんは地面に足が着く瞬間にどのくらいの負担がかかっているのかを知っていますか?
ランニング中は、およそ体重の3倍~10倍もの負担がかかるといわれています。
そうすると、ほとんどの方が地面に足が着くたびに100㎏以上の負担がかかっていることになりますね。
数字を見ただけでも、かなりの負担ですよね。

この負担を少なくしていくためには、どのような足の着き方をしたらいいのでしょうか?

ポイントは、足の母指球小指球の結ぶラインで足を着き始め、足の裏全体で着地するということです。足の母指球小指球?それってどこ?って、なりますよね。
下の図で説明していきます。

足の母指球小指球は、この位置になります。
つまり、足の指の手前の辺りから地面に着くということです。
 
・・・でも、一般的にはかかとから足を着くように言われませんか?
かかとから着いた方が良いと思っている方にお聞きしたいのですが、かかとにはクッションの様なものがあって、衝撃を吸収しているイメージをお持ちではないでしょうか?

 
そこで、解剖学的に足の構造について話をしていきます。
それでは、足の解剖図を見ていきましょう。

参考資料:解剖学アトラス 文光堂

図で見ると、かかとの下には脂肪体と呼ばれる脂肪の塊があります。
大体厚さは2㎝程で、小さな脂肪の入った袋がハチの巣のように並んでおり衝撃がかかるとクッションの様な働きをしています。

今の説明を聞くとやっぱり、かかとにはクッションがあって衝撃を吸収していると思いますよね。

 
では、今度は足全体を見てみましょう。

参考資料:解剖学アトラス 文光堂

足を全体的に見ると足の先の方にも同じように脂肪のクッションがありますよね?

それに、もし踵に1番負担がかかるのであればもっとクッション性を良くするために靴のようにもっと厚みがあってもいいと思いませんか?

・・・この、疑問を解消するのが足のアーチなのです。

足のアーチ

足のアーチって、知っていますか?
簡単に言うと、足の土踏まずなどのことを言います。
図で見ると、これらが足のアーチです。

この足のアーチこそが、足にかかる衝撃を1番吸収してくれている足の構造なのです。
足が地面に着いた瞬間に、土踏まずの所がつぶれて体重の負担をうまく逃がしてくれているのです。


出典:http://www.cepsports.jp/technology/fivefinger.php

足の母指球小指球を結ぶラインから足を着き始め、足の裏全体で着地することで足のアーチがしっかりと機能して、脚への負担が少ないランニングができるようになっていきますよ。

今回は、足の着き方に関して、特に足のどこで着地をするかについて話をさせていただきました。ただ、今回の着地がうまくできるようになるためには、どのタイミングで足を着くかも大事になってきます。
なので、次回はそのタイミングについて話をしていきます。

 
最後まで、この記事を読んで下さった方へ

解剖学的に見ていくと、自分が思っている以上に体の構造ってわかっていないですよね。
体の構造を理解して、ランニングをすることでケガが少なくなり、タイムの短縮にも繋がっていくと思います。

この記事を読んでくださっている方が少しでも、ランニングが楽しく続けていけるようなことを今後も伝えていけたらと思います。

 
三輪整骨院・鍼灸マッサージ院   鍼、指圧按摩マッサージ師 金田・三浦